● 京美刺繍工芸 伝統ある京美縫で心をこめて創ります。受注製作祭礼屋台幕製造
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常設展示場もありますのでお気軽にお越しください。         


この度、初公開です。 私どもの手刺繍の製作風景! 



 これは出来上がったパーツを緋羅紗に
 縫い付けている風景です。熟練の職人
 の手によって一針一針丁寧に手刺繍で
 仕上げていきます。

             


             受注から納品まで
@ 図柄の打ち合わせにより図案作成
A 加工方法及び工程の打ち合わせ
B 配色の打ち合わせ
C 刺繍盛り上げ程度の検討
D 受注書により契約書作成
E お客様に納品 (ここまで通常4〜8ヶ)
お客様の都合により特別に相談いたします。

             刺繍方法
手刺繍


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ここでチョットお勉強タイム



《 刺繍の話 》




簡単そうに見えますが・・・
糸の撚れ具合、引き具合、とじ糸の角度などなど  熟練の技術が必要です。



駒縫いは金糸や色糸をとじ付けるのに
よく使われている技法です。
この写真は色糸で「岩」を刺繍したもので
肉盛りの上にすき間なく糸を渡し、駒縫いで縫い止めています。
ご町内の祭礼用刺繍幕、一度ご覧になって
みてはいかがですか?




《 金糸の話 》


金糸が日本に入って来たのは仏教伝来の頃と言われています。
その頃のものと思われる金糸が滋賀県甲山古墳から出土しています。
加工方法は金を主体に微量の銀と銅を加えた合金とわかっており、。
薄く引き延ばした金板をリボン状に切り、螺旋状によじる精巧なものだそうです。
現在、本金銀糸と言われるものは、絹あるいは綿糸に純金・純銀加工箔を
手作業で撚り合わせて加工しますが、今も昔も熟練の技術が冴えわたっています。
金銀糸の太さの単位は「掛け」で1掛けが最も細く、祭礼用の刺繍幕には主に
10〜20掛けを使用していますが、細い金糸を何本も撚り合わせて質感を
変えたり色々な金糸使いをしています。






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